浴室のタイルに、ドリルで穴を開けて、手すりをつける
昔、お風呂場のタイルの穴を開けて、棚を付けようとしたことがありました。
ところが、タイルの表面が、ツルツルしているので、ドリルの刃が、すべって、印を付けた位置に穴を開けられずに、取り付けを、あきらめたことがありました。
その時は、タイルに穴を開けるのは、専門家に依頼しないと、素人では、難しいと思いました。
今回、また自分で、浴室に手すりを付けようと思い、ネットで、調べてみると、案外簡単に、素人でも、タイルに穴を開けることが出来る事を知りました。
手すりは、浴室用のものです。
金属製の物もありますが、冬場は、冷たくなるので、プラスチック製の物にしました。
日本のSANEI(旧三栄水栓製作所)さんの製品です。
日本製なので、安心です。
アルミ製のパイプに樹脂でコーティングしてあります。
見た目も、お洒落で衛生的です。
長さは、60㎝、手すりの直径は、握りやすい32㎜です。
ビスを固定するプラグは付属しています。
まず、タイルに穴を開けるときに必要な道具は、次の物です。
1,電動ドリル
2,磁器、タイル用のドリルの刃(ドリルビット)
(以前、失敗した時は、鉄鋼用のドリルの刃でした)
3,樹脂プラグ
(タイルに穴を開けた後、穴につめてネジで締められるようにする。羽根つきの樹脂婦ラクが、しっかりと固定出来ます)
4,シリコーン
(樹脂プラグを穴に装着した後、水漏れ防止のために、穴と樹脂プラグに、塗ります)
2,の磁器、タイル用のドリルビットは、超硬チップが使われていますが、それよりも堅いダイヤモンドチップのダイヤモンドドリルビットを使ったほうが、慣れない方には、穴開けがやりやすいでしょう。
ドリルビット使用時は、ドリルの先端部分は、高温となり赤く焼き付くと、ドリルビットがダメになってしまいますので、低速での穴開けや、水などで冷やしながら作業すると、ドリルビットが、長持ちします。
それらが面倒な方は、今、ダイヤモンドドリルビットに、ワックスが付いた物があって、ドリルの先端に、冷却用の、専用ワックスを塗って、使用するタイプもありますので、そちらの方が、簡単で便利です。
タイルに穴を開けたら、しっかりと穴の中のタイルの削りかすを清掃することも、手すりを固定する強度にも影響しますので、しっかりと清掃しましょう。
普通の壁に、手すりを取り付ける場合は、しっかり固定するために、壁の内側の間柱を見つけなければなりませんが、タイルの場合は、手で、軽く叩いて、しっかりとしたタイルだったら、間柱を見つける必要もないので、穴を開けることが出来れば、後は簡単です。
たまに、タイルの内側が、空洞になっている場合もありますので、穴を開けた後に、中が空洞でないか確認しないと、しっかりと固定出来ませんので、注意が必要です。
浴室は、無防備な裸で入るところです。
転倒すると大けがとなりやすい場所です。
浴室に手すりを付けて、お年寄りの方に安心して、お風呂タイムを楽しんでもらいましょう。
ご自分で、取り付けできない方は、無理をせず専門家の方に依頼した方が、しっかり固定してもらえますので、後々も、安心です。
「おしゃれリフォーム通販 せしゅる」さん
マニッシュボーイさん