「あいうべ体操」で、新型コロナウイルスに克つ ?!
「あいうべ体操」というのを、ご存じでしょうか?
昔からある有名な体操なので、ご存じの方も、いらっしゃることでしょう。
ご存じない方のために、「あいうべ体操」とは、口と舌を動かす、どこでも簡単にできる口腔(こうくう)体操のことです。
年を取ると、食べ物を飲み込む力(嚥下力)が弱まり、食事中に食べ物をのどにつまらせて、むせたり、最悪、処置が遅れると、死に至る場合もあります。
口や舌を動かすことによって、口や舌の回りの筋肉を鍛えて、飲み込む力を高め、食べ物をつまらせる嚥下障害を予防します。
やり方はとても簡単で、口を大きく動かしながら、「あ~、い~、う~、べ~」と言うだけです。最後の「べ~」で、舌を出します。
超簡単です!!
あ 「あ~」と、声を発しながら、口を、上下に、大きく開きます。
い 「い~」と、声を発しながら、歯を見せて、口の両端を耳の方へ横に大きく開 きます。
う 「う~」と、声を発しながら、口を小さくすぼめて、口を前に突き出します 。
べ 「べ~」と、声を発しながら、思い切り舌を出します。
「あ~、い~、う~、べ~」を、1セットとして、一日に数回、最初は、一日、5セット~10セットから始めて、慣れてきたら、20セット30セット以上を目指しましょう。
たった、これだけの、簡単体操ですが、毎日続けることによって、効果が目に見えて現れて来ると思います。
以前、テレビで、高齢者施設で、食事の前に、この「あいうべ体操」を、実践することによって、食べ物をのどにつまらせたりする方が、驚くほど、減ったそうです。
また、この「あいうべ体操」は、口の中(口腔内)の唾液の分泌をうながし、乾燥を防ぎ、風邪やインフルエンザ予防にも、役立つそうです。
テレビで、あるお医者さんは、インフルエンザ対策として、患者さんの診察時には、マスクは着けずに、診察前後に、こまめに緑茶を少量のんで、のどが乾燥するのを防いで、感染対策されているお医者さんが、いらっしゃいました。
今、深刻な問題となっている、世界規模で感染が拡大している「新型コロナウイルス対策」としても、「あいうべ体操」は、感染予防に、役立つのではないかと思います。
また、この「あいうべ体操」は、感染症の原因ともなる、「口呼吸」改善にもなるそうなので、「口呼吸」の方には、おすすめです。
口呼吸の方は、口を開けて呼吸するので、口の中が乾燥しやすく、細菌やウイルスに感染しやすくなります。
「あいうべ体操」で、「口呼吸」を改善して、息を、鼻から吸って、口から吐く「鼻呼吸」になおして、感染症予防に役立てましょう。
高齢者の方は、「あいうべ体操」が、慣れない内は、ご自分の体調に合わせて、けして、無理することなく、ゆっくりと行い、慣れてきたら徐々に大きく口を開いて、回数を増やしていきましょう。
顎(あご)に違和感や痛みを感じた場合には、無理をすることなく、体操をしばらく休んで、良くなったら、また、少しずつ続けるようにしましょう。
「あいうべ体操」で、唾液の分泌をうながし、人間が本来持っている免疫力を高め、「手洗い、うがい」も、しっかり行い、終息宣言が出るまで、「新型コロナウイルス」に打ち克ちましょう。
ブログを書き終えて、YouTubeで、何と、「あいうべ体操」を考案されたみらいクリニックの内科医の今井一彰院長さんの動画を発見しました。
アトピー、インフルエンザ、鬱病(うつびょう)、便秘(べんぴ)など、「あいうべ体操」よる効果が期待できるそうです。
この動画を御覧になると、「あいうべ体操」の凄さが、よく分かることでしょう。
あいうべ体操を考案した医師が語る「口呼吸とあいうべ体操」
2019/01/29 みらいクリニックさんが投稿
考案された今井一彰先生に、感謝致します。
無料で簡単、凄い効果の「あいうべ体操 」
ぜひ、あなたや、ご家族の方にも、教えて実践されて下さい。
Good luck !!