コンパクトに収納、折りたたみ式洗い桶
昭和以前の頃は、どこのご家庭でも、丸い大きな「タライ」がありました。
お母さん方が、洗濯したり、野菜を洗ったり、お湯を入れて、水で薄めて、いい湯加減にして、赤ちゃんのお風呂代わりにしている、ご家庭も少なくありませんでした。
また、暑い夏となると、お店で大きなスイカを丸ごと買ってきて、タライに水を張り、水道の水を、チョロチョロと、出しっ放しにして、スイカを冷やして食べたりするものでした。
昔、色々なことに、便利に使われていたタライも、最近では、あまり見なくなりました。
使用されなくなった、一番の原因は、洗濯機の普及だと思いますが、使わないときに、大きくて置き場所に困ることも、原因のひとつだったのではないかと思います。
また、水をタライに、なみなみと入れると、水をこぼす時に、持ち上げるのに、かなり重く大変でした。
でも、現代においても、タライがあると、今でも、とても便利です。
自宅で、介護されている方は、うんちやオシッコを、おもらしして、下着が汚れたときに、家族と一緒の洗濯機で、一緒に洗うのは、ちょっと、抵抗がありますが、タライだと、気兼ねなく安心して洗えます。
また、タライだと、つけ置き洗いも、簡単にできるので便利です。
今でも、便利に使えるタライですが、やはり大きくて、日頃使わないときには、邪魔になるのが、最大の欠点です。
しかし、あきらめないで下さい。
コンパクトに、折りたためるタライというか、洗い桶があります。
大きさは、幅 60㎝ 奥行 40㎝ 高さ 27cmで、容量は、たっぷりの、25リットルです。
普通のバケツが、13リットルぐらいなので、ほぼ倍の容量です。
耐熱温度は、120度、耐冷温度-20度となっているようです。
折りたたむと、厚みが約6㎝となりますので、使わないときは、ちょっとした隙間に、収納しておけるので、昔のタライのように場所も取らず、じゃやまになりません。
下着や衣類の洗濯や、つけ置き洗い、ペットを飼われているご家庭では、バスタブがわりにも、使用できます。
また、家庭菜園などをされている方は、収穫した野菜の入れ物としても使え、アウトドアや、さまざまな用途に便利に使えることでしょう。
車のトランクに、折りたたんで入れておけば、きっと、何かの時にお役に立ち、重宝することでしょう。
また、この折りたた桶の、底部には、水抜きの栓が付いていますので、栓を抜くだけで、簡単に、楽らく排水ができます。
昔のタライのように、重いのを持ち上げて、排水する必要もありません。
昭和の時代に、この折りたたみ桶があたなら、昔のお母さん方々は、もっと楽して、洗濯などされたことでしょう。